アニメ『花咲くいろは』1話を見て『満月をさがして』のおばあちゃんを思い出したり。
文月さんはツンデレと言っていいのだろうけど娘が生きているうちには結局デレられなかった。
そういうことは結構リアルにあることだと思う。親子関係ほどシビアでなくとも、長い時間の間に嫌悪を忘れて、でも和解する機会もなくてそのままになってしまうこと。だいたい人生分かれる人のほうが圧倒的に多いのだ。
長い間デレないツンデレに比べれば理不尽な暴力を振るうツンデレとかかわいいものだ。
ツンデレの強度を測るには最高到達点・期間・総量の三つの基準があるが、期間を短くしようとすると行動は過激になる。
ギャルゲーでルート毎の長さは大体一緒なのでどんな性格の娘でも(毎朝起こしてくれる幼なじみだろうが殺そうとしてくる相手だろうが)攻略するまでの所要時間はあまり変わらなくて落としやすさはあまり変わらないという…むしろ変化の幅が大きいツンデレのほうが落としやすくて好感度の初期値が高いほうがあまり変わらないので落としにくく見える。
あと暴力的だったり毒舌だったりする人は難易度を体の外に出せるので体の中にたまらなくて色々楽だ。御坂美琴の圧倒的ちょろさは彼女がもやもやとかリビドーとかを超電磁砲として打ち出せることに由来する。人に対しての直接攻撃は人を殺す程度が最大威力だけど、超電磁砲は一回空間に放たれるのがよいね…射精に近いカタルシスがある。大能力者の黒子が性欲をもてあますキャラなのは自分にしか働かないテレポート能力を持ってるからということなんだろうなあ…