2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

文体模写あるいはカール・ポランニー

大転換―市場社会の形成と崩壊 (1975年)作者: 吉沢英成,カール・ポラニー出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 1975メディア: ?購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (1件) を見る現在、世界のほとんどの国で市場経済が採用されている。数少ない社…

マンガなり小説なりを見るときに、政治的な表現があると敏感に反応してしまう。作者が明確に自らの思想的立場を定位するようなものではなく、ちょっとした一言に表れる目立たないものにこそ気が引かれる。ああこの作者はこういうところから影響を受けてるの…

久しぶり更新。 柄谷行人が村上春樹について「構造しかない」といっていましたが、普通に考えて春樹が受けてるのは主人公の考え方とか文体じゃないのかな。でもそれは両方とも言っている意味は同じなのではないか。