まあtwitterとかはどうでもいいんだけど

いま一番萌えるのはtwitterであると断言しよう。
かつては萌えるにはストーリーによってキャラを了解可能にする必要があったが、もはやそれは前提となっているのでストーリーは不要である。というか邪魔ですらある。ストーリーの要請はいちゃいちゃと衝突するから。現代がいちゃいちゃの時代であることは論を待たない。いちゃいちゃとは想像化されたセックスである。我々はもうコミュニケーションのことを十分に知っているのでセックスする必要はない。今必要なのは可能な限り速く、自由に、たくさんいちゃいちゃできる場所だ。それはtwitterにある。萌えキャラに必要なのは声の生み出す多様性だけだ。それはユーザーによって与えられる。当たり前の話だが、人間とプログラムの最適分業がWeb2.0を成功に導く。twitterの萌えは多数的である。一対一の恋愛はコストの問題でそうなっているにすぎない。多対多のほうが明らかに効率がよい。twitterの萌えは相互的である。片方が萌えるよりお互いが萌える方がいいに決まっている。twitterは現実を排除しない。むしろ現実を含むことで萌えを完成に近づける。