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またしばらく日記かいてなかった。
昨日と一昨日は四国に行っていた。『探偵小説のためのエチュード』の舞台である伊予（作中では実予）とか。松山駅を出るとすぐそこに駅前スタジアムという野球場があるのだがほかにもすぐ近くに坊ちゃんスタジアムがあるので無駄な印象。ここは『ドカベン　スーパースターズ編』において四国アイアンドッグスの本拠地になっていたね。駅の近くに路面バス乗り場があって道後温泉に通じている。道後温泉は観光地として発展していて、面白かったのは夏目漱石『坊ちゃん』をプッシュしまくっていることだった。坊ちゃんやマドンナの名を冠したグッズがいろいろある。喫茶店で「漱石コーヒー」というのを頼んだけどどこら辺が漱石なのかまったくわからなかった。坊ちゃんパフェやマドンナパフェも名前にはあまり意味がないだろう。赤シャツ団子は見なかったが坊ちゃん団子はあった。あと司馬遼太郎『坂の上の雲』にちなんだ商品もあった。それにしても観光地の人間は馬鹿に見える。それはもちろん勘違いかこちらが馬鹿なのですが。
別のところにいくと、過疎地帯を見るのはつらい。シャッター街とか。そうでなかったころを知っていればなおさら。政治家のポスターであったのが「南伊予の再生に力を尽くします」とか。今は死んでいるということだ。歩いている人のおばあさん率は恐るべきものがある。人がいないということはある意味ほかのどんな問題より深刻だ。本当にどうなるんだろう。