ちゃお

なんか少女漫画が読みたくなったのでちゃお6月号を買ってきた。数年前には(妹が)買っていたのでまったく知らないわけではないがなにぶん昔のことなので今はどう変わっているかどきどき。
銀はがしゲーム。三匹の犯人猫を見つけ出したとき銀が九枚以上残っていたら全ての賞に応募可能。11枚残してクリアーしたぜ。大学生の頭脳にかかればこんなもんよ。原宿のちゃおスタイルショップで夏のおしゃれが先取りできるのか。Tシャツ2980円、ハーフパンツ2980円、ミニスカート4980円など。このくらいなら小学生や僕でも買えないことはないということですね。
巻頭は篠塚ひろむの新連載。ミルモはアニメが始まって引き伸ばされるまでは面白かった。なかなかの実力派だとおもう。どうでもいいけどこの人が昔「電波少年」(この響きも懐かしい・・)とタイアップした漫画を描いていて、その中に「あんた○○(主人公の名前。忘れた)でしょ、昨日電波出てた」というセリフがあったのを鮮明に記憶している。新連載に話を戻すと、また小さいマスコット的キャラが出てくるのかよ、というのはおいといて主人公は学校でいじめられていて家族もいないというひどい境遇だがそんなに暗くならないところがいいなあ。「幼なじみの京ちゃんになぐさめてもらうことだけが救い」って言ってるけどいまいち京ちゃんとの関係や京ちゃんのキャラ・それに京ちゃんと一緒にいる男(いずれこいつが主人公とくっつくのだろうが)の素性がよくわからない。しかしこいつらの顔が正統派美少年とはちょっとずれているのは興味深い。主にロンゲのあたり。しかし一番ひきつけられたのはほのかがマオを発見したとき大コマで戸惑ってなかったことにしようとしたところだ。なぞの人物が言っている「性格にちょっと問題がある」とはここらへんのことか?
次は八神千歳。昔読んだときもこの人の華やかな塗りはいいと思ったんだけどさらに磨きがかかってる。というかエロい。キャラの外見年齢が上がっている。話は相変わらずイケメンDQNに迫られてて安心した。
ちゃおの看板きらりん☆レボリューション。これはアニメ化していたので知っている。中原杏はデビュー作から知ってるけどこんなに成功するとは思わなかった。主役の顔はまったく進歩していないがそれ以外では成長しているような気がする。少女マンガにおいて主人公と恋愛関係になる男のことをなんと呼べばいいのか迷う。ヒーローっていうのはどうなのかな。相手役とかいうこともあるんだけどいまいちしっくりこない。つまりそういう存在の紹介のところに「ちょっとイジワルだけど優しいツンデレ系?」などと書いてあるがいまどきのちゃおっ子はツンデレっていってわかるのか。おそらくポイントはツンデレ系の「系」にある。「系」をつけることによりどんな趣味も一般的なカテゴリーに参入できるのだ。ロリだって「系」をつければロリ系になってなんだか普通っぽいぞ。「妹」も「妹系」になって、「俺は妹が好きだ」なんていったらアブない人だけど「俺は妹系が好きだ」って言えば小学生の女の子にも理解されますよきっと。今回の話も姫系コーディネートだしね。ライバルが双子のリンとレンだと・・?でも歌手じゃなくてモデルだぞ!
あと面白かったのは久世みずきいわおかめめかな。全ての漫画にあらすじと登場人物紹介がついているんですごく助かる。
あらいきよことかはいなくなってるのかー。別に好きだったわけではないけどちゃおにとって大きな存在だったと思うので隔世の感がある。やぶうち優先生、おおばやしみゆき、宮脇ゆきの、陣名まい・・・みんなちゅちゅにいったのか。時の流れははかないものだ。